運動強度の決め方|会話テスト・RPE・心拍・ペース・FTP
道具と感覚を組み合わせ、暑さや疲労で調整。
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02具体的な実践
まず会話と主観で確かめる
Easyは文章で会話できるかを確認し、RPEも記録。数値機器は補助として使い、暑さや疲労で同じペースが急にきつくなった日は下げます。RPEは0=安静、10=最大努力の目安です。
| 方法 | 得られるもの | 向く用途 | ずれやすい条件 |
|---|---|---|---|
| 会話テスト | 話しながらできるか | Easyの目安。完全な文章が続くなら楽、短文のみなら中強度以上の可能性。 | 坂・水泳では会話できない。暑さや息苦しさ、個人差あり。 |
| RPE 0〜10 | その日のきつさ | 2〜3=Easy、6〜7=持続的にきつい、8〜9=強い反復。セッション終了時も記録。 | 睡眠不足や暑さで同じ速度でも上がる。その変化こそ調整材料。 |
| 心拍 | 胸ストラップ等の実測 | 同じコースのEasyや長い練習の傾向を見る。実測閾値を優先。 | 短い反復では遅れて反応。暑熱、脱水、薬、機器誤差で変動。 |
| ランのペース | 直近のレースと実測 | 平坦な同条件の反復の再現性。Daniels等のペース処方の基準。 | 坂、風、路面、疲労で同じペースの負荷は変わる。若い頃のPBを使わない。 |
| バイクのパワー / FTP | 校正済みパワー計と最近の測定 | 室内外の持続出力を比較。短い反復は出力+RPEで管理。 | FTPは測定法ごとに異なり、実際のLT2と同一ではない。室温も影響。 |
| スイムの100mペース | 同じプール・同じ距離の反復 | 休息を含むセットの再現性。CSS等の推定はプール記録から。 | 技術変化、水温、プールとOWS、ドラフティングで変わる。 |
現場での手順
①最近の同条件の練習やレースを基準にする。②Easyの日は会話とRPEを優先。③閾値・反復は目的の時間を最後まで再現できるか確認。④心拍・ペース・パワーに食い違いが出れば気温、疲労、計測誤差を点検。
03専門解説・応用
3ゾーンと時計の表示
生理学の低・中・高強度はLT1/LT2などの閾値をもとに定義。腕時計の5ゾーンやFTP%はメーカー設定が異なり、数字だけを相互換算しません。
40歳以上での注意
年齢だけの最大心拍推定や180−年齢は個人の閾値を決めない。心拍に影響する薬や不整脈がある場合は数値だけで処方せず、担当医・専門家と相談。
根拠と読み方
個々のメニューと週割りは研究で直接検証された万能処方ではなく、目的と負荷管理の原則を用いた編集例です。